せっかく気に入った部屋が見つかっていざ問い合わせてみたら「おとり物件」だった、なんて最悪も良いところです。
しかし、どこの物件情報サイトを見ても同じようなことしか書いてないので、素人には違いが分かりません。
そこで、ここではおとり物件に引っ掛からないために、おとり物件が多いサイトと少ないサイトの違いについて詳しく紹介しています。
これから部屋探しをする人・どうしてもおとり物件に当たりたくない人は、ぜひ参考にしてください。
おとり物件が多いサイトと少ないサイトの違い
おとり物件が少ないサイト
- 掲載物件数が少ない
- 元付業者の広告が多い
- 詳細な情報が載っている
- 地域の不動産屋さんの自社サイト
おとり物件が多いサイト
- 掲載物件数が多い
- 客付業者の広告が多い
- 物件情報が詳しくない
- 大手サイト
おとり物件が少ないサイトの特徴は、掲載物件数が少なく、物件に関する詳しい情報が載っている小規模サイトです。
さらに、大家さんと直接繋がっている元付業者の広告が多いのもポイント。
具体的なサイト名を挙げると、「部屋まる。 」など。
一方、おとり物件が多いサイトの特徴は、掲載物件数が多く、物件情報が詳しく載っていない大手サイト。
また、客付業者の広告が多いのも特徴的。
具体的には、「スーモ」「ホームズ」などが有名どころです。
ちなみに過去には、テレビ番組にも取り上げられた「アパマンショップにおとり物件として使われたので、おとり調査をしてみた。」で、スーモにおとり物件があったことが大きな話題になりました。
このように、もしあなたがおとり物件のに引っ掛かりたくないのであれば、大手の物件情報サイトを使わず、なるべく小規模のサイト(あまり知られていないサイト)から物件問い合わせすると良いでしょう。
おとり物件がない物件情報サイトはない
最近では、おとり物件が無いこと売りにしている「不動産広場」「ノマド」といったサイトもありますが、いくら小規模の物件情報サイトと言えど、100%おとり物件がない物件情報サイトはありません。
なぜなら、不動産屋さんが忙しくて、どうしても情報更新が遅れてしまう時期があるからです。
例えば、1~3月の引越しシーズンに不動産屋さんに行ってみると、「その物件はついさっき決まってしまったんですよ」と言われることが非常に多いです。
これはおとり物件でよく使われるあなたを諦めさせるセールストークの一つですが、繁忙期になるとタッチの差で入居者が決まってしまうこともあります。
こうなると、不動産屋さん側はおとり物件として掲載したわけではないのに、入居希望者側には「あれはおとり物件だったのか!」と勘違いされてしまいます。
もちろん、本当におとり物件の場合もありますが、不動産屋さんも必死でお客さんを呼ぼうとしているわけです。
悪気があるわけではありません。
したがって、どこの物件情報サイトを使っても絶対に信頼できる情報というのは存在しません。
おとり物件かどうかはその不動産屋さん次第。実際に足を運んでみないと分かりません。
個人が住む部屋探しならおとり物件は気にする必要はない?
前述したように、意図せずおとり物件は生まれてしまうこともあります。
しかし、例えあなたがそのような物件に問い合わせたとして、不動産屋さんが変な物件を押し付けてくることはありません。
むしろ、同じ建物の別の部屋や似たような物件を探してくれるはず。
また、基本的にどこの不動産屋さんも同じツールで物件を検索しているので、同じエリアであれば紹介される物件もほぼ変わりません。
おとり物件の注意点
- 意図せずおとり物件が生まれることがある
- おとり物件に問い合わせても丁寧に対応される
- おとり物件と同じ建物の部屋や似たような物件を探してくれる
- エリアが同じであれば紹介される部屋はほぼ同じ
これらを考えると、初めての一人暮らしのように個人で住む部屋を探すのであれば、そこまでおとり物件を気にする必要はないでしょう。